厳しさの中で

2013.03.29 09:27|独り言
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フタオチョウの羽化失敗個体です。越冬蛹まで順調に育ち、いざ羽化という段階で羽化しきれずに息絶えました(2012年3月4日 SA撮影)。

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リュウキュウウラボシシジミの羽化失敗個体です。これも、蛹化の時に自分が作った巣の糸が多すぎたのか糸に絡まって脱出できなくなってしまいました(2013年3月19日 SA撮影)。
他にも天敵や病気で亡くなる個体も多く、順調に育っても羽化できる個体は本の一部しかいません。生き残っても次の世代に繋ぐ為の交尾産卵に至るまで競争がつきものです。それは、自然界の中で生き抜く為、弱い遺伝子は淘汰され、遺伝的に強いものだけが、引き継がれていきます。その時、その時に少しずつでも環境に適応させ進化を遂げていきます。それは気の遠くなるような時間、歴史があるのです。

最近のニュースで飼育されたギフチョウの蛹を自然保護という名のもとで、野外に放たれたという話を耳にしました。屋内でぬくぬくと育てられたいわゆる淘汰されるべく弱い遺伝子をも含んだ蛹、あるいは、人間の手で作られた遺伝子をもった蛹を、さも良い事をしているかのようにバラまくという行為は、自然破壊、遺伝子の撹乱そのものです。
沖縄ではオオゴマダラを平気で放蝶する会がありますが、これも全く持ってナンセンスでやってはならない行為です。オオゴマダラは八重山と本島周辺では亜種レベルに扱われようとしています。もし、ただ単に綺麗だから、飼育しやすいからといった安易な理由で他の島から持ち込まれ沖縄本島で放されたら、今までの分類過程の歴史はどうなるのでしょうか?。野外での人為的増蝶、放蝶はやってはならない行為です。飼育を楽しむのなら、最後まで面倒をみるべきで、展翅をして標本として残すといった徹底した楽しみ方をして欲しいと願います。
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沖縄本島に移り住んだ島ナイチャーです。日々の出来事や自然観察したことをご紹介します。

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